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  アロマテラピーを楽しんでいただくために、気をつけていただきたいことをまとめてみました。

 アロマテラピーの注意点 
精油は原液で
お肌につけない
保存法・
使用期限
信頼できる精油を選ぶこと 精油選びの
チェックポイント
過信しすぎない ドロッパー
内服について 光感作に
ついて
妊娠中の
場合
乳幼児・子どもの使用 誤飲・誤用を
避ける
その他の
注意点
  
  精油は原液でお肌につけない 
精油は、濃度が大変高いので、絶対に原液での使用は厳禁です。必ずキャリアオイルなどで希釈(うすめて)して使います。
希釈濃度は、0.5〜2%くらいまでを目安にしてください。(1滴=0.05ml)
ラベンダーとティーツリーだけは、せまい範囲に限って、直接、皮膚に塗布する場合もあります。例えば、小さな部分的な火傷・虫刺され・ニキビなどに、綿棒などを使って塗布します。(どなたにでも使えるわけではありません。念のため)
体質によっては、精油にアレルギー反応を起こす場合もあります。事前のパッチテストがおすすめです。
パッチテストの方法/ブレンドオイル(マッサージ用にブレンドしたもの)を上腕部の内側に大豆粒大に塗布し、そのまま48時間(2日間)様子をみます。アレルギー反応はある場合は、ほとんど30分以内に発症しますが、ごく稀に2日ほどかかるケースもあります。皮膚にかゆみや湿疹がでた場合、精油もしくはキャリアオイルのどちらかにアレルギー反応がでたと推測できます。その場合、アレルギーの原因究明のためにキャリアオイル単独でのパッチテストをおすすめします。

 保存法・使用期限  
精油には揮発性があり、またいったん開封すると空気中の酸素と結びついて(いわゆる酸化)、品質が劣化していきます。開封後、使用するたびに、ふたは必ず固めに閉めてください(といいつつも、固く閉めすぎてふたが壊れたケースもありました。ほどほどに!)
精油もキャリアオイルも、光や熱によって変質しやすいので、冷暗所保存をおすすめします。
精油の保存期間は、開封後、柑橘系(レモン・オレンジ・グレープフルーツなど)は半年、その他の精油でも1年を目安に使いきるようにしてください。
フランキンセンスなど、年数を経るごとに、質と香りが深まる精油もありますが、ほとんどの精油は、開封すると品質が低下していくので、早めに使いきることがたいせつです。
キャリアオイルも、冷暗所保存を心がけ、ホホバ油で半年、その他のオイルは3ヶ月を目安に使いきります。
また精油をブレンドした場合、2〜3週間で使いきる程度の分量をつくります。
ホホバ油・小麦胚芽油などを入れると、保存性は高まります。
 信頼できる精油を選ぶこと 
アロマテラピーを安心して楽しむためにも、精油選びは何よりたいせつです。
一般に市販されているものの中には、有効成分が極端に少ない・合成香料がまじっている・他の精油なのに堂々と真正ラベンダーなどとうたっている(ラバンジンなど)ものなどなど、本来精油は「100%ピュア&ナチュラル」であるべきなのに、実態はそうともいえないようです。
そのためにも、アロマテラピーを楽しむ側の私たちが「信頼できる精油を選ぶ」姿勢がとてもたいせつ。(本来は違うのですけどね)
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 精油選びのチェックポイント 
使用されている原料の正式な名称名称(「学名」ですね)、原産国、抽出部位(花・茎・葉・木屑など)、抽出方法などがきちんと明記されているものを選ぶことがたいせつです。
【例/ラベンダー・フレンチの場合
ラベンダーといえば、今ではアロマテラピーの代名詞的存在といっても過言ではないくらい、よく知られるようになりました。また代名詞といっても決して、大げさではないほど、ラベンダーそのものは、さまざまな特性にあふれた精油です。心と体の両面のみならず、お肌に対してもやさしく働きかけます。まずアロマテラピーでは必ず1本目として選びたい精油でもあります。鎮静、殺菌・消毒作用、不眠症の緩和、呼吸器系、免疫系、頭痛、筋肉痛、火傷、虫刺されなどなど、あらゆる場面で用いられるのがラベンダーです。
【学名】Lavandula angustifolia
【科名】シソ科
【産地】フランス
【蒸留部分】花の先端部分
【蒸留方法】水蒸気蒸留
となります。他にもラベンダーあり、産地などは下記のように表記が異なってきます。

【例/ラベンダー・ブルガリアの場合】
ラベンダーの中で、ブルガリア産は、フランス産より花の香りが強いことが特徴です。また酢酸リナレルの含有量が45%もあり、非常にリラックス効果も期待できる精油です。
ラベンダーといえば、今ではアロマテラピーの代名詞的存在といっても過言ではないくらい、よく知られるようになりました。また代名詞といっても決して、大げさではないほど、ラベンダーそのものは、さまざまな特性にあふれた精油です。心と体の両面のみならず、お肌に対してもやさしく働きかけます。まずアロマテラピーでは必ず1本目として選びたい精油でもあります。鎮静、殺菌・消毒作用、不眠症の緩和、呼吸器系、免疫系、頭痛、筋肉痛、火傷、虫刺されなどなど、あらゆる場面で用いられるのがラベンダーです。
【学名】Lavandula angustifolia
【科名】シソ科
【産地】ブルガリア
【蒸留部分】花の先端部分
【蒸留方法】水蒸気蒸留

 過信しすぎない 
アロマテラピーは、心身ともにリラックスでき、植物の力をかりての自然治癒力を高める療法のひとつでもあります。
だからといって、なんにでも効果がある・誰にでも自然だから安心といったような、盲目的な過信は禁物です。
アロマテラピーの、正しい使い方(使用方法・使用量・使用する人の状態など)を心がけることがもっともたいせつです。

 ドロッパー 
精油を1滴、2滴と安心して使えるように、精油には「ドロッパー」がついています。しかも安心して使えるように、国際規格で精油の種類に関係なく、1滴=0.05〜0.06mlになるように精巧につくられることが求められています。
この精巧なドロッパーがついているからこそ、正確に希釈してアロマテラピーを安心して使うことができるのです。
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 内服について 
精油を内服する(原液でも、薄めてでも)ことは、絶対にやめましょう。は原液で使わない、これは大原則です。
フランスでは、医師の管理下においてのみ、内服するケースがありますが、素人判断による内服は、大変危険を伴うので、厳禁です。
ハーブティーなどを飲んで、香りや癒し効果を楽しみましょう。

  光感作について 
人気の高い柑橘系の精油には、フロクマリンが含まれているため、光毒性があります。そのため紫外線による「光感作」が問題になることがあります。精油の成分が、紫外線に反応して、かゆみ・発赤といったアレルギー症状を引き起こしたり、シミになったりします。
光感作は、ベルガモット・オレンジスイート・マンダリン・レモンなどの柑橘系精油、及びジンジャー・アンジェリカなどにみられます。
ベルガモットなどは、「フロクマリンフリー」と表示された、光毒性の物質を除去したタイプ(ベルガモットFCF)がオススメです。
プチグレンリッツァクベバは、光毒性のない精油なので、柑橘系ブレンドをつくるときに便利です。

 妊娠中の場合 
精油には、子宮の収縮を促すなどの働きがあるものもあり、基本的には使用しないようにしましょう。
妊娠期間中にも、安心して使える精油は、軽い芳香浴くらいなら、リラックスできるのでお使いいただけます。
(ベルガモット、オレンジスイート、ローマンカモミール、ラベンダー、パイン、ペパーミントなど)
流産の経験がある方は、妊娠中はアロマテラピーはおすすめできません。

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 乳幼児・子どもの使用 
3歳未満のお子さまの場合は、芳香浴だけにとどめましょう。
乳幼児・子どもへのマッサージには、アプリコット・カーネルオイルがおすすめです。

 誤飲・誤用を避ける 
精油の香りに、つい小さなお子さんが、誤飲・誤用といったトラブルも起きかねません。キャップをしっかり締め、必ず小さなお子さんの手の届かない場所(しかも冷暗所)に保存・保管してください。
目や粘膜、傷口に精油が入らないように気をつけましょう。

 その他の注意点 
現在、多くのアロマテラピーに関する書籍が店頭に並んでいます。
アロマテラピーそのものの歴史は、大変古いのですが、さまざまな本を読んで、お気づきかと思いますが、アロマテラピーという分野の研究は、比較的新しいものです。(1939年フランスの化学者ガットフォゼによる)中でも、翻訳された外国のアロマテラピーに関する本は、必ずしも日本人向けに書かれているわけではありません。
従って、日常のアロマテラピーを使うときに、使用方法や使用量などに注意しながら、参考にすることもたいせつです。
現在、病気療養中、高血圧、てんかんなどの症状がある方は、必ず使用時には、アロマテラピーの専門家に相談の上、お使いください。

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