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  アロマテラピーは、家の中でも、外出時でも、いつでもどこでも楽しめます。
  もちろん香りを楽しむだけではなく、生活をより楽しむために、いろいろなアロマテラピーの楽しみ方をさがしてみましょう。

 アロマテラピーの楽しみ方 
お部屋で
香りを楽しむ
お風呂で楽しむ
(入浴)
マッサージ フットバス
(足浴)
ハンドバス
(手浴)
外出時
スキンケア 香水・コロン 温湿布&
冷湿布
ペット・防虫 簡単フェイシャルスチーム お家の中を
掃除&洗濯
  
  お部屋で香りを楽しむ 
お部屋で香りを楽しむときは、ディフューザー(アロマポット)があるととても便利です。

ローソクを使うタイプは、香炉のデザインも豊富で、お部屋のインテリアとして選ぶのも楽しいですよね。さらに、精油の香りや効果を楽しむだけでなく、ローソクの灯りがロマンチックなムードも醸し出します。ただし、火を使うので、くれぐれも使い方に注意してください。

便利なのは、電気タイプのもの。コンセントを差し込むだけなので、安心して使えます。最近は、コンセントに直接差し込んで、ルームアクセサリーのように使うタイプなどもよく目にします。小さな精油受け皿が上部についていますが、できればこれが取り外せるタイプがお手入れが楽なのでおすすめです。

カーテンに精油をたらす方法も手軽に香りが楽しめます。シミが目立ちにくいカーテンなら、隅の方や、下の方にちょっとだけたらしてみます。風でカーテンがそよぐたびに、お部屋に精油のいい香りがしますが、シミが少しでも気になるなら、この方法は試さないでください。

それぞれのお部屋で、目的にあわせて精油を選ぶといいですね。たとえば、受験生の部屋にサンダルウッド!?集中どころか、リラックスの果てに、深い眠りの世界に入ってしまいます。(受験日前の緊張からくる不眠解消にはいいですが…)集中力と記憶力で仕事や勉強を頑張りたいときには、ローズマリーやバジル、ペパーミントなどがおすすめです。

 お風呂で楽しむ/入浴  
一日の疲れはお風呂で…というくらい、日本人はお風呂好きな国民です。
疲れをとるには、入浴が効果的なことはよく知られています。
入浴時は温熱効果によって、代謝が高まり、体にたまった疲労物質が取り除かれます。
さらにお湯の中では、浮力が働くため、体全体の緊張もほぐれ、心身ともにリラックスできます。
こういったお風呂での効果をさらに高めるには、アロマテラピーが最適です。
密閉された浴室に、精油の揮発した香りが充満し、自然に吸入された香りが脳、神経を通じ、体全体にまで行き渡ります。
また、お湯の中に溶け込んだ精油の成分が、皮膚を通して、体内に取り込まれ、血液循環とともに全身にまわります。
このように、お風呂でアロマテラピーを楽しむことは、心身の緊張を和らげ、ストレスを緩和し、一日の疲れを癒す効果が高いので、とてもおすすめの方法です。

入浴に適した精油、というのは、もうご自分の好みの精油でどうぞ、というのがいちばんだと思います。

注意してほしいことは、精油の量です。3滴から、多くても5滴くらいを目安にしてください。複数の精油をブレンドして使うときは、全体の滴数が必ず5滴までと考えます。そして、よくかき混ぜることがたいせつです!

精油はお湯にはとけません。よくかき混ぜて、拡散させ、入浴中もときどきお湯をかきまぜてください。

天然塩に精油を入れて、さくさくかき混ぜ、お風呂に入れると、簡単ですがバスソルトになります。体も温まるし、効果抜群です。

キャリアオイル5mlに、精油3〜5滴入れ、バスオイルにしてお風呂に入れてもOK。キャリアオイルで溶けやすくなる&油分で保湿効果がアップします。

 マッサージ 
精油の成分を皮膚から直接吸収させる目的のマッサージは、アロマテラピーでは、もっとも必要な方法です。

マッサージを通じて、精油の芳香成分などが皮膚から吸収され、毛細血管から全身の血液循環を駆けめぐり、全身にさまざまな働きかけをします。

アロマテラピーでは基本的に、精油を原液のまま皮膚につけることはできません。必ず、植物オイルで希釈(うすめること)して使います。

植物オイルをアロマテラピーでは、「キャリアオイル」もしくは「ベースオイル」とよびます。

キャリアオイルとして使用できるものは「植物原料から抽出された純度100%の天然植物オイル」のみです。食用の植物油、鉱物油(ベビーオイル含む)などは適しません。

マッサージの希釈濃度は、0.5〜1%です。(精油1滴=0.05mlなので、50mlのキャリアオイルなら10滴で1%)

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 フットバス/足浴 
全身浴と同じくらい、体が温まる足浴。疲れやむくみ、冷え性対策、風邪のひきはじめ、水虫や足のニオイがきになるときなど、足浴だけでさまざまな症状に対応できます。

洗面器(できれば足首がすっぽりかくれるくらいの深さはほしい)に、やや熱めのお湯を注ぎ、精油2〜3滴をたらし、よくかきまぜます。足首から下を浸します。体が温まるまで、10〜15分ほど足浴しますが、途中でぬるくなったら、熱めのお湯をたしてください。

冬場足が冷えて眠れない方は、是非試してください!オレンジスイートやジンジャーなど組み合わせると、ものすごく温まってぐっすり眠れます。

一日中酷使して、疲れた足に最適なのは、ペパーミント、サイプレス、ローズマリー、ベンゾイン、パチュリーなど。

 ハンドバス/手浴 
足浴同様、とても手軽な手浴。手のむくみ、冷え、手荒れ、肩こり、頭痛、目の疲れ、気分転換したいときなどにおすすめです。

洗面器(あさくてもOK)に、熱めのお湯を注ぎ、精油を1〜2滴落とし、よくかきまぜます。両手を手首が充分つかるまで入れて、10〜15分ほど、じっくり手全体を温めます。

このとき、手指を軽くもみほぐすようにマッサージすると、より効果的です。

頭痛・肩こり・目の疲れにはラベンダーやカモミール。気分転換には柑橘系、ペパーミント、バジル。森林浴には樹木系がおすすめ。

 外出時 
外出時に、精油を持ち歩いて、ティッシュやハンカチに1〜2滴落として使うと、いつでも場所を選ばずに、アロマテラピーが楽しめます。
会社や旅行、学校、スポーツ施設など、どこでも手軽に使えます。
乗り物酔いや吐き気にペパーミント、仕事や勉強の集中力を高めたいときにはローズマリーやレモンなど。花粉症の季節には、アンチポーレン(ユーカリ・ラディアータ、レモン、カモミール・ローマンのブレンド)は必携。風邪の季節には、ティーツリーやユーカリ・ラディアータ。
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 スキンケア&デオドラント 
精製水と精油、あとスプレー式の保存容器があれば、簡単に化粧水がつくれます。100mlの精製水に対して、精油1〜2滴。使うたびによく振ること、できるだけ早めに使いきること。冷蔵庫などで冷やしておいても気持ちいいですよ。(書籍などでは、無水エタノールやグリセリンを入れる方法もありますが、いちばんシンプルな化粧水の方法をご紹介しています)

化粧水つくりにおすすめなのは、精油をホホバ油で希釈しているタイプです。あらかじめ10%の希釈なので、このタイプなら、2〜3滴+他の精油を使うことができます。ホホバ油で保存性も高まり、しっとり感も補えるので一石二鳥です。(ホホバ油希釈はこちらで)

アプリコットカーネルオイルやローズヒップオイルなどは、フェイシャル用としてもおすすめです。他に乳液状のベースローションに精油を加える方法もあります。

デオドラント効果には、サイプレス、ティーツリー、ユーカリ、レモンなど。ワキガや足のニオイが気になるときにおすすめです。

  香水&コロン 
お好きな精油の香りで、香水やコロンなどをつくってみましょう。アルコールに対する精油の割合を賦香率といいますが、15〜30%を香水(パフューム)、8〜15%をトワレ、3〜5%をオーデコロンと区別しています。

賦香率20%の香水例:無水エタノール5ml、精油ラベンダー(5mlに対し20%賦香率で、5×0.2=1ml、1mlの精油量は、1÷0.05=20滴)という計算になり、5mlの無水エタノールで賦香率20%の香水が完成です。ここではラベンダー単独で計算しましたが、他の精油とブレンドするときも合計滴数は同じです。つまり精油の滴数=賦香率というように、トワレやコロンもつくってみましょう。

 温湿布&冷湿布 
部分的な症状に温湿布・冷湿布がおすすめです。それぞれの症状に会わせて、精油や温・冷を選びます。

温湿布は、胃腸の痛み・食欲不振・消化不良・吐き気・頭痛・生理痛・目の疲れ・肩こり・炎症後の捻挫の痛みなどに。

温湿布の方法は、洗面器に熱めのお湯を入れ、精油を合計で1〜3滴落とし、タオルで油膜をすくうようにして絞り、疲れや炎症を起こしている箇所にあてます。(たとえば、目の疲れなどにはラベンダー)

冷湿布は、発熱、火傷、日焼けによるほてり・炎症、捻挫の腫れ、運動後の疲れなどに。

冷湿布は、洗面器に冷水(氷水)を入れ、精油を合計で1〜3滴落とし、タオルで油膜をすくうようにして絞り、疲れている箇所にあてます。(発熱などにはペパーミント)

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 ペット&防虫 
愛する家族の一員、ペットたちにもアロマテラピーの楽しんでいただきましょう(笑)。ノミ用の首輪などありますが、あまり使いたくない場合は、精油をおすすめです。マヌーカ(総体的にペットに好評)、レモングラス、シトロネラ(比較的ペットには不評)などを、水50mlに10滴の精油を加えて、使うたびによく振って、目に入らないように気をつけながら、ペットの毛にスプレーします。

精油は、天然でかつ強力な虫除けオイルです。特に蚊に対しては、非常に効果的。水で薄めて網戸にスプレーしたり、夏場は特にアロマランプなどで、お部屋で香りを焚いておくといいでしょう。精製水で希釈すれば、キャンプなど屋外での虫除けローションとしてもお使いになれます。シトロネラ、レモングラスなどが効果的です。

台所用にはペパーミントもおすすめです。防虫(やや効果は弱いです)・生ゴミ消臭に。

衣類ダンスにもアロマテラピーは大活躍します。衣類に直接精油が触れないようにだけは、充分注意してください。コットンなどに、シトロネラなどを含ませ、タンスに入れておきます。

 簡単フェイシャルスチーム 
吸入・蒸気浴ともいいます。熱いお湯に精油を落とすと、蒸気とともに精油の芳香成分が香りだちます。この香りの蒸気を吸入すると、のどの痛みや鼻づまり、咳の症状なども和らげることができます。

この簡単フェイシャルスチームには、スキンケアにも効果絶大です。立ちのぼる蒸気が毛穴を開き、皮膚の老廃物を浮きださせる働きがあります。毛穴の黒ずみ、ニキビトラブルなどにもおすすめです。

方法は、洗面器に熱めのお湯(熱湯よりやや低い程度。くれぐれも火傷に注意!)を入れ、精油を2〜3滴落とします。蒸気が逃がさないように、バスタオルなどを頭からかぶって、洗面器に顔を近づけます。(お湯の表面10cmくらいまで)このとき、しっかり目を閉じて行ってください。のどなど、気管系のトラブルのときには、口を少し開き加減にしておくと、蒸気が吸入されます。

気管系にはティーツリー、ユーカリ・ラディアータ、マヌーカ、ラバンサラなど。スキンケアでは脂性肌イランイラン、ゼラニウム、ジュニパー・べりー。乾燥肌にはサンダルウッドやローズなど。

 お家の中を掃除&洗濯 
お家の中を楽しくきれいにするなら、アロマテラピーを生かすのもひとつの方法です。殺菌・消毒作用のある精油なら、一石二鳥の働きが期待できますね。ティーツリーやユーカリ・ラディアータをバケツに2〜3滴入れ、よくかき混ぜてから水拭き掃除やモップに使えば、殺菌・消毒、消臭、防ダニ効果になります。小さなお子さんのいるご家庭には、是非お試しいただきたいお掃除法です。

掃除機のゴミの吸い取り袋にも、精油を1〜2滴たらしておくと、掃除機の排気などのニオイも抑えられるし、殺菌・消毒にもなります。

洗濯するときにも、洗剤と一緒に精油を2〜5滴洗濯槽に入れて、一緒に洗います。衣類を殺菌・消臭することができます。

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